ゼンタングル

◇8月のマイオリーブ

まだまだ暑い盛りでしたけど、午前中のマイオリーブの時間では、それぞれ自分の好きな活動、合った活動を見つけて取り組んでいます。
いくつか紹介しますね。

ゼンタングル

最近興味を持つ人が多いのが、ゼンタングルというパターンアートです。
皆さんご存知ですか?
あらかじめ決まったパターンを組み合わせて描いていくアートなので、「絵心がない!」と気おくれしている方でも、気軽に取り組むことが出来て好評なんです。
描いていると集中出来て、気持ちが落ち着く、と効果を実感している方、多いですよ。

レース編み

手芸系も相変わらず盛んで、レース編みや、きめ込みパッチワークも続々作品が増えています。

モルック
モルック

そして気分転換にはモルック!
手作りのお手軽モルックですけど、なかなか盛り上がります。

イラスト

もちろん、読書されていたり、Youtubeで音楽・動画検索や、○○検定の勉強をされていたり、塗り絵をしたり…
取り組む作業は本当に多岐に渡ります。

楽しみつつ、適度に集中しつつ、がマイオリーブのテーマです。

リカバリー講座

◇8月24日

今月のリカバリー講座では、院長が講座を担当しました。
時々、こんな風に登場いたします。今回のテーマは「言葉」「語り」について。

リカバリー講座

「言葉は、世界を変えることがある」
「自分を変えていく可能性がある」
「自分のストーリーを語り続けることで、物語が更新されるもの。色合いが変わっていく」

こうしたお話をメンバーとともにしていきました。

リカバリー講座

「デイケアは本来、ありのままの自分で居る場所。たとえ混乱していたとしてもそのままの姿でいい、病名にも関係なく、存在を否定されない感覚をたくさん得ていくことが必要」

「そういうありのままの自分に対し言葉を紡いでいくことで、自分の人生、自分の物語を更新していこう」

「言葉を介した関わりの中で、必ず回復していける。語ることを忘れず続けていって欲しい」

院長からのこうしたメッセージを受け、メンバーからも、たくさんの感想をいただきました。

リカバリー講座

「『来るだけで回復になる』という話を聞けて良かった」

「遊びにくるぐらいの気軽さで来られて、それで回復になるのは『ラッキー!』と思った」

「自分だけじゃなく、皆の回復を聞くのも治療になるんだと分かった。他者の回復の中で、自分を見守る…そんな印象を受けた」

「言葉って時に傷付けることもあるけど、言葉に良いイメージを持てて良かった。言葉によって自分の世界を否定してしまうこともある、と分かった」

「『物語を語る』がピンと来なかったけど、病気について、症状について話すことも『物語』なのかな、それが回復なのかなと思った」

「参加することで自分のことも自然に話せた。人と触れ合うことが出来る場所、共感できる場所だと分かった。通所を続けていきたい」

これからもスタッフ・メンバー含め、色々な顔ぶれの中で色々な話をしていきたいです!
どうぞご参加をお待ちしております。

7月のマイオリーブ

◇7月のマイオリーブ

7月に行われたプログラムの中から、いくつか素敵な写真とともにご紹介しますね。
書道は折に触れてプログラムを立てていたり、マイオリーブの時間に行う方もいたりして定番の活動だったのですが、そういえば他のプログラムに紛れて最近は、登場回数が減っていました。

7月のマイオリーブ

メンバーより、久しぶりにやってみたいとの声もあり、こちらが出来上がった作品の一つです。
確かに、「静かに字に向かう」、書道にはそういう独特な雰囲気がありますよね。

7月のマイオリーブ

もう一つの写真は、アロマ芳香剤を作った時のものです。
お店で冷蔵・冷凍品を買った時についてくるような保冷剤を使って、絵の具で着色をしたり、そこにビーズや小物を入れたりして飾り付け、好きなアロマエッセンスを加えると出来上がりです!
まだまだ暑さが去らない中、一服の清涼を感じていただけると嬉しいです。

防災訓練

◇7月15日

防災訓練

石川県では、県民一斉に防災訓練を行う日が設定されているんですよね。
「シェイクアウトいしかわ」、皆さんご存知でしたか?
少し日にちはズレましたが、オリーブでも地震を想定した訓練を今年も行いました。
まず、大きな地震が起こったとしたらデイケアのフロア内では危ないものなどないかどうか、改めての確認を行いました。

防災訓練

メンバーがプログラムの中で作ったアート作品(絵画、手芸)を、これまでは額縁を使って掲示していましたが、それは落ちてきたら危ないのでは?などなど…。

防災訓練

話し合いと訓練を終えたあと、
メンバーから感想をうかがってみると、こんな声が聞かれました。

「参加することで、フロア内だけじゃなく家のことも考えた。背の高い家具もあり、考えなければいけないと思った」

「町内の訓練には参加したことがあったが、その時は集合するだけだった。実際に起こったらどうするかの訓練はしたことがなかったので、参加して良かった」

「訓練自体が久し振りだった。会社では外に出る訓練はしたことがあったけれど、しゃがんで身を守る訓練は初めてだった。やって良かった」

「皆で話し合ったところを実際に環境整備してみて、過ごしやすくなって良かった」

「1分間の訓練は、体験してみると思ったより長く感じた」

「皆で話し合い、自分では思いつかなかった色々な考えを聞けて良かった」

防災訓練

大きな災害、本当は考えたくはないことなのですが、いざという時に自分とまわりの人を助けることが出来るよう、これからもオリーブの中で考え続けていきたいと思います。

絵手紙展見学

◇7月2日

皆さんは野々市中央公園には行かれたことがありますか?
色々と施設があり楽しめる大きな公園ですし、公園の中の「ののいち椿館」は、『国際優秀つばき園』に選ばれているそうです。
なんと国内でまだ9園目(2020年時点)、本州では初だったそうですよ。
さて、その椿館にて絵手紙展が開催されており、メンバー数人で観に行ってきました。

絵手紙展見学

コロナ以降、久しぶりの外出プログラムです。

「上手な作品ばかりで素敵だった」
「展示作品をじっくりと観られた。どの作品も素敵で良かった」
「暑い中での外出プログラムだったが、久しぶりに皆で行けたので楽しかった」

…などなど、メンバーからの声も好評でした。
コロナの状況を逐次検討しながらですが、外出も含めた様々なプログラムをまた一緒に体験していけたらと思っています。